ポルノ!ポルノ!ポルノ!

まだまだ聴いております、「THUMP」。
かなり久しぶりの巡回をしたらばこのお方も書いちゃってるんで俺も今日ははいっちょ、全曲の見解を述べてみようかなと。
1.Ouch!!
しおらしくねぇじゃん!なんて言いたくなるくらい強い女の人男を叱咤する曲。
そうだ全くその通り!過ぎて男は耳が痛いですよねw
女性を中心に世界は回ってますから。
「Jazz Up」っぽいなとも思ってみたり。
ファンキーな感じがちょい似てる。
2.ネオメロドラマティック
疾走感溢れまくりのメロディーライン、これでもかという程に詰め込まれた詩、唸る晴一兄のギター、昭仁節全開のヴォーカル。
求めてたものがそこにあった。
新生ポルノグラフィティを魅せ付けてくれた一曲。
3.東京ランドスケープ
穏やかな曲調から激しいロック調へ。
東京の街も普通になり、昔を思い返すけどまだ進んでいこうという前向きな詩。
キリン的にお気に入りの一曲です。
あとぞっこんさんがこの曲を「どことなくガキさんっぽい」 と評していますが、まったくその通りだと思います。
「歴戦のツワモノ達」なんて言葉は先輩方を人一倍リスペクトしているガキさんにはぴったりの表現なんじゃないでしょうか?
一層、この曲が好きになりました。
4.We Love Us
ホントの幸せはとてつもない平凡の中にある。
ラブラブな曲じゃないのにとっても幸せなカップルが見えてきます。
「すき焼き」なんかもこーゆーとこあるよね。
昭仁さんのファルセットが綺麗。
5.黄昏ロマンス
イントロのコルネットの響きが素敵。
優しい優しい黄昏の曲ですね。
オレ的なイメージは暖かい夕日に公園のベンチ。
6.Twlight,トワイライト
奇しくもウチと同じ名前w
黄昏ロマンスからこの曲という「たそがれ」へのこだわりを感じますね。
映像的にはオレンジ色の海の水平線に日が落ちていく瞬間。
上手くは言えないけど、世界の悲惨さを遠回しに語ってくれてる詩。
7.ROLL
迷って迷って巡って巡ってたどり着く答え。
それは凄くシンプルなものだったりする。
オトナで深い愛の歌。
8.シスター
熱い太陽のギラギラと照り付ける真っ赤な真昼の砂漠で情熱的にアゲハ蝶を歌った吟遊詩人達が今度は月がひんやり照らす蒼い夜の湖の辺で悲哀にシスターを歌っている。
そんなことを思い浮かべます。
9.ドリーマー
男の気持ちを見事なまでに歌っているこの曲。
好きなこに対して夢の中でさえ臆病で嫌われなくなくてそのうえあの娘に彼氏なんか冗談じゃ無いと思いつつもそれを妄想する男。
溜め息出るくらいわかる。
でも最後は開き直って前向きに。
方向は違う気もするけどw
ポルノさんじゃないと書けない曲だなぁと思いました。
これもかなり好きな曲。
10.社員 on the beach
タイトルにびっくりw
ポルノ初の試みでしょうか。
夏休みを想像する社会人の曲。
つい、井上陽水っぽいと思ってしまった。
集中補習で夏休みが雀の涙ほどしかない俺には痛いくらいに気持ちはわかるw
アロハとタンクトップ、短パンが着たくなる。
11.プッシュプレイ
間奏のリフがカッコ良すぎ!
ライブバージョンよりきっちり音出してる。
アンコールに使われただけあって熱い曲。
歌詞間違えてないのは通常版の強みかw
12.うたかた
かげろうのはかなさほど哀しい愛。
哀愁が漂っていてそこに心惹かれます。
只今、エンリピ中。
13.何度も
ロマエゴとか夜明け前にはとかエンディングっぽい曲。
ポルノの歌詞によく出てくる猫がこの曲にもいるのね。
14.Let's go to the answer
ホントのラストはこの曲。
突っ走るロックチューン。
因島(いんとう)だったり過去の名曲なんかのマニア心をくすぐるワードが満載で楽しい楽しい。
物凄い前向きなエネルギーが伝わってくる。
まさにポルノの意気込みみたいな曲じゃないんでしょうか?

全体的に言うなら最強のアルバム。
やっぱ、ポルノグラフィティは最高にイカしてるわ。