ぞっこん「夏色インディゴブルー」。

まぁまぁ、復帰第一作目だからとやかく言いわないけど。
まず、夏色があんまり見えないw
タイトルに入れるんならもうちょい夏の終わりっぽいの描写が欲しかったなと。
あとは感情変化の盛り上がりに少し欠けたかなと。
もうちょいキー君の感情の勢いが欲しかったな。
ま、不満点はそんくらいかな。
あとは大体良かったです。
人間味の出てて、突然の感情変化が面白い、漱石というか芥川ちっくというか、太宰っぽいというかそういう純文学的な文章も味が出てたし。
レモンティーとミルクティーのアンチテーゼな描写も良かった。
個人的には結構痛かったけどないろいろw
キリゆりって言う他の作品だとありえないような組み合わせも良かった。
冷静さと感情的な部分が入り交じった優しさと哀愁が心を打つ。
とてもぞこんっぽい作品だなぁと思いました。
ユーは余裕でまだ伸びるんだからどんどん書いちゃいなよ。